昔話から読み解く経済の本質

昔話です。題名は忘れました。【一部脳内補完】

昔、馬で急いでいたお侍が、川を渡ろうとしたところ、川の中で200文の束銭を落としてしまいました。その侍は、近くの村で人足を集めて、束銭を捜させました。時は冬で川は凍りつくように寒く、駆りだされた人々は手間賃をもらってもわりがあわねえや、と不満をこぼしていました。お侍はいいました。『200文を見つけ出した者には手間賃のほかに300文の褒美を出す』と。人足の中に知恵者がいて、自分のフトコロから200文を取り出して『みつかったぞ』といい、まんまと300文を手に入れました。

“こんな寒い中で探し回っていたらみんなわずかの手間賃で、風邪を引いてしまうわ、そうだろう?でも、あの侍もバカだねえ、たった200文を惜しんで【手間賃を含めて】500文を浪費するなんて”酒場で人夫たちと一杯やりながら、男はあの200文が自分のものだったことを打ち明け、仲間たちからヤンヤと喝采をあびましたが、その話が、お侍の耳にも入ったのです。

侍は激怒して男を捕え、冬の川の中に追い込んで、【今度こそ見つけ出せ、見つけ出せねば斬る】といいました。
侍はいいました。【わしは200文が惜しくて探させたのではない。200文のカネを街中で落としたのなら、わしはそのまま行過ぎただろう。だが、わしが落としたのは川だ。だから探させた。この違いがわかるか? 人の手に渡るカネはめぐりめぐって、世の中を富ませる。しかし、人の世から喪われたカネはそれっきりだ。200文分、世の中全体が貧しくなる。さあ、わかったらさっさと探せ。今度は見つかるまで、川から上がることを許さん】 哀れな人夫は凍死寸前になるまで、川からあがることをゆるされませんでしたとさ。とっぴんからりのぷう


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今、街中には、100円ショップに代表される安い輸入品の店がたくさんあります。そして、そこで売られている品物の大半は、100円でつくれ、といわれても無理な品物ばかりです。我々はそういう品物を買って生活しています。 そして、100円ショップで遣ったオカネは、そこでの人件費などを除いて外国に流れて、日本国内に戻ってきません。安い品物を買って、国内の競合業社がつぶれ、自分たちの社会全体を貧しくさせる、というのが、今現在、貨幣水準価値の違う外国製品を買うことの本質なのです。昔話でいう、川に落とした200文を、国全体で行って、国民みんなが貧しくなっている。貨幣価値を諸外国に比べて高止まりさせているために、社会全体が貧しくなるそれが日本の現状なのです。

http://anchorage.2ch.net/test/read.cgi/bizplus/1251066050/-100
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